農園の紹介

トップ  >  米の品種 彩のかがやき について
1 生い立ち
    「彩のかがやき」は、県の農林総合研究センターで平成4年に交配を行い、6年〜7年にかけて沖縄県での二期作(年に二度稲を栽培すること)を利用して育種期間を短縮し、育成したブランド米です。

2 新品種の特性
  1. 「祭り晴」を母、「彩の夢」を父とした交配種で、晩生の品種。
    「祭り晴」・・・愛知県で育成した食味の良い品種でコシヒカリの系統です。
    「彩の夢」・・・埼玉県で育成した病害虫に強い品種でササニシキの系統です。


  2. 食味は、「コシヒカリ」並、粘りは「コシヒカリ」以上でたいへんおいしいお米です。

  3. 稲の主要病害虫である「いもち病」、「縞葉枯病」、「ツマグロヨコバイ」などへの複数の抵抗性をもった品種です。このため「減農薬栽培」が可能になりました。
    いもち病:稲に寄生するカビの一種です。感染すると生育が劣り、収穫量が少なくなります。冷夏の年に多く発生します。
    縞葉枯病:ウンカが媒介するウイルスにより発症します。生育が劣り、収穫できなくなる場合もあります。
    ツマグロヨコバイ:稲の汁を吸う害虫です。稲の生育が阻害される萎縮病を媒介します。




平成16年、本格デビューを果たした埼玉県の新しいお米品種「彩のかがやき」を紹介します。

 

● いつ、どうやってできたのか?

 農林総合研究センターでは明治33年の創立以来水稲の品種改良を行っており、全国的に見ても大変古い歴史と伝統を持っています。
稲の新しい品種づくりはある品種とある品種を交配してその雑種を作り出すことです。稲では交配をしてから、遺伝的に固定して品種になるまで10年間以上かかります。

  「彩のかがやき」の場合は、平成4年に母親に「祭り晴」(愛知92号)、父親に「彩の夢」(玉系88号)を選び、交配を行い、その子供たちの中から、縞葉 枯病、穂いもち、ツマグロヨコバイに強く、食味の良い株だけを選抜しました。平成12年からは、県内各地で試作やイベントでの試食を行い、農家や消費者の 皆様に意見を頂きながら、平成14年3月4日に品種登録されました。

 

 

 新品種「彩のかがやき」の特徴は?

 炊きあがったご飯は粘りが強く、軟らかく、さっぱり味ですが、ほのかな甘さを感じます。稲は病気や害虫に強く、農薬を減らしても安定した生産ができます。

 3つの病害虫(縞葉枯病、穂いもち、ツマグロヨコバイ)に強い稲は、現在、日本で一般に栽培されている品種では「彩のかがやき」を入れて2品種しかありません。しかも、埼玉県全域で栽培できる品種はこの「彩のかがやき」ただ1つです。 

 おいしさのひみつ

 ごはんのおいしさに関係する米の成分としてタンパク質とデンプンの一種でアミロースがあります。両方とも低い方がごはんは粘りがあり、軟らかくなります。

 同じ方法で栽培した場合、「彩のかがやき」は「コシヒカリ」に比べ、アミロースは高くなりますが、タンパク質が低くなります。このタンパク質が少ないことが、「彩のかがやき」がおいしい理由です。 

 

● 「安全・安心なお米」のトップブランドへ

 「彩のかがやき」を生産する農家は、病害虫に強い稲の特徴を生かして、従来より農薬の使用を50%以下(6成分以下)に減らす減農薬栽培に取り組んでいます。 また、いつ種をまき、いつ植えたか?肥料や農薬は何をいつどれくらい播いたか?などの生産履歴を記録し、これを消費者の方々に公開していきます。このよう に安心・安全が徹底され、消費者に信頼されるお米に育っていくよう努力しています。

 

 

 

”彩のかがやき” はこう作ろう!
〜品質・食味を重視した栽培の目安〜

1 理想の稲姿  

移植時期

早 植

普通植

収量(kg/10a)

500

480

穂数(本/屐

340

330

    坪60株植の場合

19本/株

18本/株

    坪70株植の場合

16本/株

15本/株

1穂籾数(粒)

86

83

総籾数(粒/屐

29千粒

27千粒

登熟歩合(%)

80

80

千粒重(g)

21.5

21.8

2  催芽  

穂発芽し難い品種なので、浸種の日数も普段より1日〜1日半長めに!!

積算温度で100℃の水温が目安(コシヒカリ並)です。

3  移植、坪当たりの株数  

穂数が多いタイプではないので、植え付け時期が遅いほど、きちんと株数を入れて!!

早植栽培(5月末まで) 坪当たり 60〜68株(株間18〜16cm)
普通植栽培(6月以降) 坪当たり 68〜73株(株間16〜15cm)

4  施肥体系は? 

早植栽培は 窒素成分で基肥5kg/10a+穂肥3kg/10a、少しやせた田では中間肥(移植後40日を目安に)を2kg/10a追肥する

普通植栽培は 窒素成分で基肥5kg/10a+穂肥3kg/10a、少し早め(-25日)の穂肥

過剰な施肥量は品種の特性を損ない品質・食味低下の原因となります。

 

※施肥量は農総研水田での結果をもとにしています。実際には栽培する水田の肥沃度に応じて施肥量は加減して下さい。ちなみに農総研では、コシヒカリ(早期栽培)は3+2+2.5、ゆめみのり(早植)は6+1.5+2.5、朝の光(普通植)は6+3です。

5  収穫期の目安は? 

収穫適期は、約2週間と他の品種より長いのが利点!!

穂の青みが抜けにくいのが特徴なので、収穫時期に気を付けて!!

  早 植 普通植
出穂からの日数 36〜46日の11日間 44〜58日の15日間
出穂期後の平均気温の積算温度 910〜1110℃ 1010〜1250℃
帯緑色籾の割合   (一粒づつ細かく調査) 90〜45% 55〜25%

6  水管理 

根の活力を高め、品質の良い米を作りましょう!!

(1)  田植え後4〜5週間 水必要(浅水管理) 生育確保+除草(剤の効果)

(2)  中干ししっかりと 余計な分げつ出さない → 太い茎形成

(3)  穂ばらみ期まで間断灌漑 根の活力高める(水なくなったら入れる)

(4)  穂ばらみ期になったらやや深水にして、穂が揃うまで水落とさない。 → 穂の形成で一番大事な時期です。耐冷性が弱いため、幼穂形成期〜穂ばらみ期に、平均気温が20℃を下回る場合は、深水管理にする。

(5)  穂が出揃ったら間断灌漑にして、徐々に落水の期間延ばす。 登熟期が高温だと背白粒や基未熟粒が発生しやすいため、夜間灌漑を心がける。

(6)  出穂から30日経った頃、完全に落水して収穫準備。



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